「Voice-Trek DS-10」OLYMPUS

http://olympus-imaging.jp/jp/imsg/LineUp/VTREK/DS10/index.html
テーブルトークRPGを録音してリプレイを書こうかと購入。10年以上前の高校時代はカセットレコーダーに手書きで頑張っていたけど、今ならICレコーダーに録音してPCに転送、必要なら音声認識ソフトでテキスト起こしもできるわなと思い、時代の進歩に瞠目。まあ複数人がサイコロふりながらがやがや勝手に喋ってるので、音声認識の部分はキツいかな。でもワープロがあるだけでずいぶん違うしね。
で、このボイストレックDS-10。2002年の年末発売の型だという事でもう1年半前のモデル。PC周辺機器と思えば時代遅れだけど、ボイスレコーダーという製品分野のモデルチェンジはこんなものなのかな。なによりの決めてはPC接続ができて、しかもMacintosh対応だと言う事。Macに正式対応しているメーカーはオリンパスだけということで選択の余地無し。もっともソニーやサンヨーや東芝のラインナップも見てみたけど、オリンパスがICレコーダーの業界リーダーではあるらしい。で、次に重要視したのが録音時間。DS-10は64MBのメモリーに最長22時間20分録音できる。実際には高音質モードで10時間というのが僕の目安だったからこのラインでも合格。1万円以内の価格帯の機種には最長でも2、3時間しか録音できないものもあってこうした物は論外。ちょっと迷ったのがステレオ録音。店頭にステレオとモノラルの音質を比較できるデモ機があって、聞き比べてみたらステレオ録音の方が明らかに音の通りがいい。でもこうした機種は2万円超しちゃうんだよなーということで断念。MP3プレイヤー機能が付いているのも最近の流行のようだったけどこれはパス。こんな機械で聞くくらいならiPod買います。ポイント還元も入れると1万8000円で手に入れたこのDS-10。ファーストインプレッションではかなり長くつきあえる予感。デザインや操作性も良いし、電池の持ちも問題ない。MacOSX版の専用ソフトはOS9版をカーボン化してそのまま移植という感じで、ルック&フィールはイマイチだったけど実用的には問題ない。高級機のDMシリーズとソフトは共用のようだから今後のバージョンアップに期待。実際OSX10.3対応も今年の2月におこなったみたいだし。頼むよオリンパス。(8:30)