中華の野望

最近ランチでわりと通ってる職場近くの大衆中華。晩の8時過ぎまで残業して、退勤してすぐ晩飯食いたかったからまだ開いてたこの店に入った。たまたま他に客がいなかったせいか、店のまだ若いご主人とついつい話し込んだ。普段は麺類ばかり頼むのだけど、今晩頼んだのは800円均一の定食の中からエビチリ玉子。エビチリとかき玉を合わせた炒め物。玉子料理が好きなので中華屋ではこういうのをよく頼む。ムースーローとか大好き。
で、店のご主人が言うにはこのエビチリ玉子は妥協の産物で、普通にエビチリを出すと2,000円以上取らないといけないので玉子で増量しているのだそう。でもソースはちゃんとしたエビチリと同じレシピを使ってるのが自慢だとか。他にも昼時に店先で売ってる弁当は500円ではあまり儲からないけど、中華屋本体の営業を休んで弁当だけに専念すれば一日700食は出せるとか、500円でも700売れれば現金の売り上げ的には大きいし惹かれるとか、ギャンブラー的な事もぶっちゃけてた。大衆中華屋さんにもやはり野望があるのね。