# コンセプト
「異世界スローライフ×ものづくり×料理」で想定する読者の「節約志向とサバイバルへの興味」に応える
# 投稿先
講談社ラノベ文庫新人賞
応募締切:11月10日
https://lanove.kodansha.co.jp/award/rookie/
少年向けラノベレーベルに投稿する以上、複数人の美少女で映えるビジュアルを用意する
# ログライン
食文化の貧しい異世界の小国に転生した主人公が、偶然蕎麦の実を見つけたことから、東奔西走して大好物のかけ蕎麦を再現する話
# キャラクター
- 主人公 男性 35歳/20歳(転生後)
小さな食材専門商社に勤める独身サラリーマン。輸入時の通関書類担当で食材に対する専門知識を持つ。B級グルメマニアでことに立ち食いが人生の生きがい。
新たな体を与えられての転生時に鑑定スキルを得たことで、手にしたものが欲しているものかどうか、あるいは違う用い方の可能性があるか感覚的に知ることができる。
- ヒロイン1 女性 18歳
国に仕える駆け出しの諳誦(あんしょう)官。商取引などの契約に立会い、その内容を記憶しそらんじて自らを証跡とする。修行過程で誦呪(しょうじゅ)と呼ばれる詠唱魔術を身につけるが、その行使は厳しく制限されている。
- ヒロイン2 女性 15歳
異国のハンター。独自の火器でモンスターを狩り、主に角や牙、鱗などを採取して生計を立てる。定住せず20名ほどの親族単位で世界を渡り歩く生活。成人の為の通過儀礼で巨大なロック鳥に単身挑んだが捉えられ、はるか遠い地に捨て置かれる。
# 世界観
主人公の転生先は中世初期のヨーロッパレベルの農耕・牧畜しか行われていない小さな王国。周囲を凶暴なモンスターの棲息する危険な森と海に囲まれており、他国との連絡は魔術による遠隔通信に限られる。稀に訪れるのは森を抜け海を渡るハンターや一部の行商人のみ。
なお、この世界では日本語に似た言葉が話されているが文字は存在しない。記録は口づてに伝えられ、時には専門の諳誦官が行う。
# あらすじ
立ち食い蕎麦屋に突っ込んできたトラックに轢かれて異世界転生する主人公。諳誦官(ヒロイン1)に助けられた主人公は、稀人(まれびと)として逗留を許される。異国のハンター(ヒロイン2)の世にも珍しい到着も主人公同様に国民の興味を惹く。
主人公はハンターの携行していた蕎麦の実から、この世界にも多様な作物が存在しているのではないかと希望を抱く。
実際、諳誦官はこの異世界には様々な栽培品種が存在するが、人類の衰退により各地で細々と伝えられている状況だと知っている。知識をそのまま伝えることはできないが、彼女も知らない蕎麦の栽培方法を喜々として語る主人公は、実際に収穫まで漕ぎ着ける。
その間にも傷の癒えたハンターの欲する火薬の調達に協力した主人公は、かけ蕎麦プロジェクトへの大きな助けを得る。
かけ蕎麦の再現に必要な食材の発見に奔走する主人公のエピソード。
昆布と鰹は難易度が高く、椎茸と小魚で妥協。藻塩に葱、大豆と麹菌で醤油の醸造に成功するところがクライマックス。これらが数多の障害と幸運を織り交ぜて語られる。
主人公はついに一杯のかけ蕎麦を誕生させ、王国で初めての大衆食堂を開業する。
# 直接語られない設定
AIとロボットに支えられた文明が崩壊して1000年。人類への最後にして最大のバイオテロは人々から「文字」を奪った。人類の新たな天敵として山野河海に放たれたモンスターと、彼らの食欲を満たす巨大植物の繁茂によって、分断された人々は生きる知恵を失い無文字文化レベルの生活に甘んじている。
かつての都市や人工物は解体されAIは地下と宇宙から人類の行く末を見守っている。その手先として作物の種を撒く疑似生物を放ったり、霊感による介入を行っている。今回の主人公の転生は古い神々による事故のようなものだが、興味深いケースとしてAIたちも着目している。