おまえらそんなに饅頭が食いたいかと(以下略)

わが家からクルマで20分ほどのジャスコ札幌苗穂店が開業一周年らしい。それで開店の9時から先着1000人に紅白饅頭を配ると新聞折り込みチラシが入っていた。父はこういう催しが好きなので家族で出かける。少し出遅れたが9時5分に到着。すでに行列は店内へ入っているが、まだ続々と並んでいる。春休みらしくこども連れの母親が目につく。店員の案内で列に続くものの5分ほどで整理券を渡された。景品との交換は店内で行う。店頭で立ち話していた関係者の言を小耳に挟んだところではこの時点で残り整理券は30枚を切っていたらしい。ギリギリセーフだ。心もとなくらい軽い景品の紅白饅頭を貰い、春から韓国語を勉強している父はショッピングセンター内の書店へ、母と僕は衣料品を見にゆく。明日からジョギングでもしようかとスウェットの上下を買った。母はコートを見ていたが「若向けのばっかり」といって結局何も買わなかった。異様に広いジャスコ札幌苗穂店は端から端まで歩くと息が切れそうになる。500メートル近くあるのではないか。一度だけ行ったことのあるロサンゼルスのショッピングセンターもこのくらい大きくて、巨大なガムの自動販売機が詰まったかなにかしてマジ切れしている黒人のおばさんの姿など思い出した。書店で2日遅れで入荷している月刊漫画誌を買い、食料品の買い出しを手伝って帰る。店内には昭和30年代を模して作られた「雁来裏路地商店街」なんていう、流行のテーマパーク風のフードコートなんかもあって面白い。こんど誰かと行ってみよう。(14:00)