最後のランチ

札幌まで出た。旧友H氏にクルマを出してもらい、平岸のラーメン屋まで飯を食いに。「麺 eiji」という最近できた店。若い夫婦が切り盛りしているようすで、店内にぎっしり人が並ぶ行列店だった。行列ができる原因には、席数の少なさと、丁寧な仕事ながら人手が足りないところにあったと思う。H氏は味噌チャーシュー味玉入り、自分はつけ麺を頼んだ。待つことしばし。ちょうど店主が調理する真ん前のカウンター席に座ったので、調理手順をよく観察できた。一つのラーメンのスープを作るたびに、小さな鍋を洗って火にかけ直す几帳面さ。調味料や油もきちんと計算された正確さで加えていく。これは味にブレが出ないはずだ。つけ麺のタレは豚骨と魚介のダシが調和した濃厚な逸品。これに300gのもっちりした極太麺がよく合う。勢い込んであっと言う間に食い終えてしまうところだった。途中から味わうようにペース配分をセーブw 最後にタレのスープ割りもしてくれるありがたさ。体には悪いと思いつつ完飲してしまった。味噌は味噌で、あっさりしつつもコクがあり、ボリュームもたっぷりだったとのこと。札幌在住最後の外食、ありがたく旨い物をいただきました。
その後、大通までH氏に送ってもらい、今度は友人O氏とお茶。近くのモスバーガーまで。シェイクとコーヒーでもと思ったら、シェイク製造器が壊れたとの貼り紙が……。珍しいこともあるもんだ。仕方なく、フローズンケーキ(チーズ)とアイスカフェラテ。結構久しぶりだったので互いの近況など。やっぱり友達は有り難いねと、思った一日でした。