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江戸の妖怪革命 霊の発見 稜線に立つホモ・サピエンス―自然人類学を超えて
ストライクウィッチーズ―スオムスいらん子中隊がんばる (角川スニーカー文庫) ノベルゲームのシナリオ作成技法 やおい小説論―女性のためのエロス表現
『江戸の妖怪革命』 河出書房新社 香川雅信 ISBN:4309224334
『霊の発見』 平凡社 五木寛之, 鎌田東二 ISBN:458283325X
『稜線に立つホモ・サピエンス―自然人類学を超えて』 京都大学学術出版会 江原昭善 ISBN:4876986649
ストライクウィッチーズ―スオムスいらん子中隊がんばる』 角川書店 ヤマグチノボル ISBN:404424605X
『ノベルゲームのシナリオ作成技法』 秀和システム 涼元悠一 ISBN:4798013994
やおい小説論―女性のためのエロス表現』 専修大学出版局 永久保陽子 ISBN:4881251546


最初の三冊はいま書いている、付喪神を主人公に据えた話の資料も兼ねて。付喪神のキャラクター化は現在の「擬人化たん」*1に当然繋がるものなので、その辺り民俗学的なアプローチからも他の資料をあたって読み込んでおかないとな……。『ストライクウィッチーズ』は島田フミカネのイラスト目当て。もちろん、少女キャラとメカの融合と言う点でこれも付喪神に一脈通じる。最後の二冊については、シナリオや小説の技法書や評論を読むのは趣味みたいなものなので購入。『ノベルゲーム〜』のほうは実際的なプロダクトとしてのノベルゲームにおけるシナリオライターの役割をわりと明確に書いていて興味深い。また、こうしたハウツーものであっても読者を楽しませようと工夫している著者の姿勢が好ましい。『やおい小説論』は、ぼくの母校の北大のすぐ近くにある、藤女子大*2卒の研究者の著作。意外と身近にそんな興味深い研究をしてる人がいたとは……。

*1:参考 『擬人化たん白書』

擬人化たん白書

擬人化たん白書

*2:妹の母校でもある