「サイレン」 2006年/日/87分

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PS2のホラーゲーム「SIREN」が原作であるらしい。いかにも「トリック」の堤幸彦監督作品らしいつくりだというのが観終わった印象。ネタバレすれすれだが「八つ墓村」や現実の「津山三十人殺し」事件など知っていると感慨深いものがある。ストーリーはハッキリ言って破綻している。でも、多少不条理でもホラー映画だし一応ラストのどんでん返しは機能しているし、まあいいかと言うところ。ゲームに思い入れのあるファンの感想が聞きたいところではある。エンドテロップで流れるテーマ曲が石野卓球で、映像もカイル・ク−パー*1っぽいスピード感のあるものだったのは「なぜ?」と思った。カッコよかったけど。
映画を見終わったあと書店に寄ったらコミカライズも出ていた。今日は購入しなかったが、今度見かけたときに気が向いたら買って読んでみよう。

*1:カイル・ク−パーについてはこの辺が詳しい(http://www.asahi-net.or.jp/~md5s-kzo/kylecooper.html)。個人的には「ミミック」が一番好き。