お見舞い

父方の祖母を見舞いに羽幌まで父の運転するクルマで向かう。先月から入院しており、今では意識も戻らない寝たきりの状態が続いていると聞いていた。先に父の兄の住む苫前の家により、伯父を拾ってから正午過ぎに到着。祖母の手を握ると握りかえしてくる。目を開けてはいるが見えていないようだということだった。しかし父と僕が声をかけると視線をさまよわせ、口を動かして何ごとか返事を返した。これには伯父も驚いていた。反応は鈍いが意識はあり、耳は聞こえているのかも知れなかった。祖母は心臓が強いらしく、点滴だけの寝たきり状態とはいえ体力はそう衰えていない様子だった。意識を取り戻すかどうか判らないが、すこし安心した。(21:30)