天皇陛下:国旗国歌「強制でないこと望ましい」園遊会で

東京・元赤坂の赤坂御苑で28日に開かれた秋の園遊会で、天皇陛下が東京都教育委員を務める将棋の米長邦雄永世棋聖(61)に、学校現場での日の丸掲揚と君が代斉唱について、「やはり、強制になるということでないことが望ましい」と話す場面があった。

や、これは愉快。この日記では政治や教育の話は避けているけど、これはあまりにもおもしろい話なので。などと書くと筆者は左寄りなのか、とか短絡しちゃう人もいるかもしれないので一応僕のバックボーンを説述べておく。僕の父は小学校の教師で、妹と妹の夫は高校教師。教師同士の繋がりはどうしてもサヨクがかった人も多くなる。とはいえ父は管理職(校長)になった人なので、日の丸君が代については推進側に立った立場。そんなこともあってか、家庭内では日教組や左翼政党の話はむしろ煙たがられた。高校時代に学園紛争の本を読んでいて、そういうのには気をつけろといわれた記憶がある。
僕は国旗国歌があることは国として当然のことだと思う。そして日の丸君が代を素直に用いることが出来ない現状は残念だ。日の丸君が代に国旗国歌以上のものを(右左問わず)見てしまう人がいるから、こんな状況になっているのだとしたら、今回の天皇の率直な発言は好ましく嬉しい。
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