ヒロシマサイコー!

広島滞在二日目。昨晩はコンペティションを観ただけで、あとは先に広島入りしていたH山氏と飲んだくれていたが、今日は朝9時から上映作品を観るマラソン状態(その前に早朝にJR広島駅まで寄って、27日の帰りの新幹線の予約を取り直したりしてたけど)。
アードマン・スタジオの新作海賊映画や、一部には有名なイギリスの映像作家、ポール・ブッシュの長編を見たりなかなか充実。往年の深夜番組「11PM」で毎週流されていた、久里洋二氏のシュールなショートアニメの特集上映も頭がクラクラしたが面白かった。
アニメーション上映だけがフェスティバルの催しではなく、会場となっているアステールプラザという複合施設のあちこちでワークショップや展示なども行われている。自分は大きな和室の畳に幻想的な曼荼羅アニメが投影されている「瞑想の間」で涼んだり、実行委公認で出張施療していたマッサージ師に格安で揉んでもらったりしていた(その後の上映ではもみ返しで眠くて仕方なかった!)。
夜のコンペティション二日目は、なんとなく暗く政治的な作品が揃った印象。あと、東ヨーロッパ周辺の国の作家の作品って、どういうわけか結末が投げっぱなしな気がする。それともあれは国民性の違いで、地元の観客は納得して見ているのだろうか……。
夜は今日から合流したM野氏とN村氏も囲んで久々の再開を祝した飲み会。「水軍の宴」で活き造りという豪勢な飲み会を今年も張ってしまった。しかしここは旨いよ。