2010年ランキング

昨年同様、今年も一年をランキング形式で振り返ってみようと思う。なんというか地味な一年だったような気がする……。


ニュース・出来事ベスト3
第一位 日本人がノーベル化学賞を受賞
第二位 「はやぶさ」ミッション成功
第三位 民主党政権の迷走
経済的、社会的に暗いニュースが多い中、科学ニュースで日本が力づけられた印象。来年はもっと若い人やベンチャー企業が脚光を浴びるような出来事があればいいなあと思う次第。
民主党政権には心底失望。まあもともと期待はしていなかったけど、ここまでひどいと人災レベル。デスノートがマジで欲しいんですけど……。


映画ベスト3
第一位 涼宮ハルヒの消失
第二位 ヒックとドラゴン
第三位 十三人の刺客
映画をそれほど見ることができなかった2010年。2時間集中してスクリーンを見つづけられないほど体力が落ちている感じ。その中で時間を忘れて楽しむことができたのが上記の三本。どれも大ヒットしたというわけではないけど、視聴者層に対するサービス精神が徹底しているという共通点はありそう。
あと、今公開してる「キック・アス」と「トロン」は観に行きたい。


グルメベスト3
第一位 菜々兵衛 つけ麺
第二位 チロリン村 ピザ風トマトソース
第三位 太麺堂々 魚介豚骨醤油
これは相当に個人的なベスト(笑)。うえ二つは札幌に住んでる人にしか意味ないかな。三位の太麺堂々はひさびさにカップ麺で進化を感じた。下手な濃厚豚骨系のラーメン屋行くなら、二百円しないこのインスタント麺食べた方が数段マシ。これがコンビニでいつでも買えるんだから良い時代になったよ。


漫画ベスト3
第一位 3月のライオン
第二位 神様ドォルズ
第三位 なれる!SE―2週間でわかる?SE入門
これまた個人的なランキング。もっとも「3月のライオン」は二年くらい前の連載当初から話題になってたから、単に自分が今年になって読みはじめたというだけ。ヤングアニマルも昔は毎号買ってたけど、サラリーマン辞めてから漫画雑誌はめっきり買わなくなっちゃったなあ……。
神様ドォルズ」は安定して面白い。この作者のこれまでの伝奇モノはちょっとカタルシスに欠ける部分があって、展開がひとりよがりになりがちだったのだけど、この作品ではストーリーテリングが数段進歩している。三部作くらいでアニメ映画にでもならないかな(テレビアニメ向きではないと思う)。
なれる!SE」はサラリーマン小説をラノベでやってみましたという作品。もともと中高生向けで発展してきたラノベ界でも、始めからサラリーマンをターゲットにした作品をラインナップにのせられるくらい懐が広くなってきたのだと感じる。そんな書き手側から見て参考になった作品。


アニメベスト3
第一位 荒川アンダー ザ ブリッジ
第二位 それでも町は廻っている
第三位 WORKING!!
全体に今年のテレビアニメは低調だった気がする。ロボットものやSFもので話題の中心となるようなオリジナル作品が無かったからかな。ベストに挙げたものもそうだけど、日常ほのぼの系で大同小異の作品が多すぎた印象。
その中で映画のベストに挙げた「ハルヒ」を筆頭に、「マルドゥック・スクランブル」や「REDLINE」、「いばらの王 ‐King of Thorn‐」など劇場版アニメには見応えのある作品がそろった。そういやアリエッティ見るの忘れてたな……。


IT関連ベスト3
第一位 iPhone 4
第二位 PSP
第三位 セカイユウシャ
これはもう断トツでiPhone 4iPhone 3Gを発売当初から使ってた身としてはこれぞ待望のアップデートだった。二位のPSPは今ごろ買ったかという感じだけど、HDDデッキと録画番組の受け渡しが簡単にできるのが革命的に便利。PSアーカイブで古いゲームも楽しめるし通勤の友として稼働している。
セカイユウシャはiPhone用のARアプリ。非常に原始的なRPGなのだが、AR要素が加わったことでなかなか味わい深いスルメアプリと化している。これは来年のアップデートに期待。


今年はガツンと衝撃を受けた映画や本は無かったかんじ。自分のアンテナが錆び付いているだけかも知れないけれど。その中で一番生活に影響があったのはやはりiPhone 4。10年前のどんぞこのアップルを知っているだけに、IT業界の最先端を走っている今の姿は夢のよう。もっとがんばって欲しい。
自分ももう少しがんばるか……。そんなわけでありがとう2010年!