猫を預かる

hissa2005-05-21

同じアパートの隣人、H君の旅行中猫を預かっている。預かるとはいえ同じアパート内でのことである。鍵のスペアをもらって、餌とトイレの世話をするだけ。だいたいぼくは猫アレルギーなので、一定時間以上猫と一緒にいるとくしゃみが出ていけない。
大阪に向けて昨夜発ったH君の後を受けて、さっそく今朝様子を見てきた。いまは猫も衣替えの季節らしく、体を自分で舐めては毛玉を吐くということをすると聞いていた。そのとき胃の中の餌も一緒に吐いてしまうらしく、H君の室内履きのスリッパの上にこんもりとやらかしていた。まずはそれを片付け、次は餌場を見る。こっちはきれいに空になっていたので餌と水を補充しておく。
トイレの世話が一番気になっていたのだが、最近は消臭効果のあるトイレ砂があって至極便利。ペレット状の粒がトイレ用のケースに入っており、猫がおしっこをすると即座に吸収して凝固する。あとは専用のシャベルですくって捨てるだけである。これは楽なものだ。
人見知りをする性質(たち)の猫だとは聞いていたが、とくにおびえる風も無くぼくが突っ立っていると足首のあたりに首の後ろを押し付けてくる。どうも犬のマーキングと同様の習性らしい。ほっとくとじゅうたんの上でお腹を見せながらごろごろころがっている。ああやって背中の冬毛をむしっているのかもしれない。可愛いものだと見ていたらくしゃみが出た。これには猫も驚いたらしく、途端にかけだして遠くからこちらをうかがっている。失礼した、ひとまず退散しよう。