「凹村戦争」早川書房 西島大介 ISBN:4152085568

凹村戦争(おうそんせんそう) (Jコレクション)
昨日のホントは買うはずじゃなかった散財その二。これってハヤカワSFシリーズ Jコレクションの一冊だったんだ。道理で発刊直後コミックの棚を探しても見当たらなかった筈だ。ステラプレイス旭屋書店の検索端末で、気紛れにオウソンと入力したら表示されちゃったので買わずばなるまいと。所在情報をプリントアウトし、文芸書コーナーのSFの棚で発見。一応まだ平積みにされていた。それほどネームが込み入っている訳でもないのに読みづらさを感じ、漫画にしては珍しく三回にわけて読んだ。どう言えばいいのか、三分くらいの続き物のアートアニメをテレビで平日の深夜に放送してて、二週間で全話終了みたいな印象。テレビのチャンネルをつけっぱなしにしてたらフッと目に入ってくる。これは続きも見ようと思っているんだけど次の晩には忘れてる。何日かしてまた出くわしてビデオ録画しときゃよかったと思う。そんな感じ。で、しばらくしてあの番組はなんだったのかなーと思ってたら、ビックカメラのDVD売り場で全話まとめたディスクを見つけたみたいな。「先生」役の凹瀬戸が最初にクローズアップされる第四話がやっぱわかりやすくて、好き。全十三話のそれぞれのタイトルがSF作品のもじりになっています。第四話は「プリズナーNo.6」ですね。What do you want ? - Information ! 狂言回し的な立ち位置のキャラだけど、凹瀬戸はこの漫画のヒロインでしょう。というか彼女は自分だ。三歳の子持ちの出戻りだけどね。