昨日新宿に行ったついでに購入。すでに2年前に完結している作品だけに新刊書店で見つかるか不安だったが、あっさり1軒目で見つかる（さすがは新宿サブナードのコミックギャザ新宿）。最終巻まで一気に読む。掲載誌だったエースNEXTが2002年の5月号で休刊になったことを受けて、最終話を休刊号に合わせたらしい。確かに伏線とキャラクターの過去はおおむね清算されているが、駆け足の展開であるとの印象は否めない。カバーの折り返しにある作者言でも「最後の方、ホント駆け足状態でキツキツになっちゃった」とある。坂東鈴のエピソードや美紗樹の母の過去のくだりはもっと読みたかったなー。あとタロは絶対にただの犬じゃねぇ早く変身しろ！ と思ってたのに！ 読みははずれましたが(w、作者の描く犬には愛情が感じられます。猫派か犬派かと訊かれたら犬を取る僕としてはここもポイント（だいいち猫毛アレルギーだし……）。ところで水をかぶったら変身って、なにかひっかかるなーと思ってたら「呪泉郷」かよ、自分……。(23:50)
