「中華そば 凛」 品川区大崎1-20-16 天野ビル1F

自転車で五反田のハローワークからの帰り道、あまりの寒さにビバーク。11時30分の開店の少し前だったらしく、5人ほどの行列の後に並んでいたらほどなくシャッターが開いた。この店は真夏の炎天下に一度来たことがある。その時食べた「賄2(マカツー)醤油」が恐ろしいインパクトでしばらくコッテリ系のラーメンが食べられなくなるほどのダメージを受けた。食べているうちに上半身の肌とシャツの間に冷や汗がわき出るのだ。今日はリベンジということで(体重のことは頭をかすめたけれど)「賄2カレーチーズ(並盛り)」の食券を購入。煮玉子と煮豚のトッピングもあるけど遠慮。カウンターのみの席は早い昼食のサラリーマンと常連っぽい1人客で占められている。先にラーメンの出されたサラリーマン4人連れから「うわマジかよ」みたいな声があがる。どうもはじめて来て大盛りを頼んでしまったらしい。かわいそうに……。麺茹で2ローテ目で僕の分も来た。この店の「賄」シリーズのメニューは二郎インスパイア系で、太麺ドッサリ、脂コッテリ、野菜タップリ、煮豚ゴロゴロの危険な破壊力を持つ。そこにカレーがかかりチーズがからんでいる。丼を見た瞬間に一瞬気が遠くなるも割り箸で掘削にかかる。以前食べた時よりも塩辛さは感じない。じゅうぶん火のとおったキャベツの甘さが印象的。麺を掘り出し(w)カレーをくぐらせて口に入れる。旨い! さらに肉のジューシーさを残しつつもとけるように柔らかい煮豚とチーズを食べてみる。これは……(゜Д、゜)……ご飯が欲しい(いや、量的に食べられないけど)。麺の量、カレーのコク、脂のコッテリさ、チーズのまろやかさ、すべてがギリギリ。豪快に見えて非常に繊細なバランスの上で成り立っている絶品です。これは凄いな……。(20:10)