「SFが読みたい! 2004年版」 早川書房 ISBN:4152085452

これいつ出てたんだっけ……先月? 年末? ずっと探していたよーな気もするけど、あおい書店五反田店のカウンター前に平積みにされていたので一冊購入。西島大介のイラストをあしらった表紙は、グリーンとイエローの色使いもあるけど微妙に目立たない。2003年ベスト10、国内はほぼ目配りしている。「神様のパズル」とか「サウンドトラック」みたいに購入したきりどこに埋もれているのかわからない本もあるけど。「マルドゥック・スクランブル」「第六大陸」「神は沈黙せず」のトップ3は僕も一心不乱に読んだものばかりなので納得。「記憶汚染」が10位というのは好きだけど意外。林譲治はもっとマイナーな作家だと思ってた。海外篇は1位2位は購入したけど完読してない。それ以下はタイトルすら初見がほとんど。昨年はライトノベルばっか読んでたからな……。ゲド戦記の最新刊「アースシーの風」が10年のタイムラグをおいて出ていたのは知らなかった。これは第1作からそろえて通読しなおしたいところ。目玉企画はかなりのボリュームのある新世代作家座談会。秋山瑞人×冲方丁×小川一水という顔ぶれなんだけど、会話中で結構自作のネタバレをしている。冲方丁小川一水については代表作はほぼ読んでいるので問題ないが、実は僕は秋山瑞人は1冊も読んでいない。「猫の地球儀」で出てきた時から何度も書店で手には取っているのだけれど、レジに持っていくまで行かなかった。しゃーない。「イリヤの空、UFOの夏」も完結したことだし全巻買いしてくるか。(21:30)