今日のいろいろ

うわ〜、疲れた。仕事って大変です。たいしたことやってないんだけどなー。社会復帰はとおい。午前中は北大の北方資料館で古地図なんかの撮影。そーか中島公園のあたりは、むかし豊平川の中州だったから中島なのか。道産子はアイヌ語起源の地名に慣れてるから、意味のある地名ってむしろ違和感があったりして。南区の石山も採石場があるから石山なのだそう。わし常識無いのかね〜。せっかくなので閲覧専用の一般者向け図書館利用カードを作っておく。貸し出しもできるカードを発行してもらうには写真と郵送用の封筒も必要であるらしい。書式は貰ってきたのでこれは次回来る時に。お昼はお好み焼きの風月の系列らしい定食屋でカツ丼。五百円と安いわりになかなか旨い。午後は豊滝の情報館に戻り、資料整理などして終了。
降り出した雨の中、H氏にクルマで最寄駅まで送ってもらった帰りがけ、晩飯を食っていく。「木多朗」*1スープカレー。今年の冬に一度来て見たら休みだったような気もする。その後移転したらしく、澄川駅近くの綺麗な店舗になっていた。この店はレトルトカレーを出していることでも有名。先月からは横浜カレーミュージアム*2にも出店しているらしい。上昇志向だねい。さてどんなものか、チキンエッグカレーを辛さ3で注文。出てきたのは具の量、スープの量、ライスの量ともにやや控えめな印象のカレー。全体に赤いスープ。チキンは胸肉かな。他店でよくある骨付きレッグは食べずらいので、このチキンは好印象。ピーマンとニンジンも食べやすいサイズでなにより味の沁み具合が丁度良い。玉子はマッサーラみたいなかき玉子ではなく、小ぶりのオムレツといった感じ。なかなかボリュームがあってよい。スープは辛い中にもトマトの酸味が利いていて食べやすい。好みもあろうが僕のスープカレー観にはかなりの確度で合致している。有名になるだけのことはある実力のお店。ボリュームを求めるヒトには物足りないかもしれないし、この店ならでは! というインパクトも薄い気はするけどね。五反田の「うどん(という名のスープカレーのお店)*3」で冬メニューとして出てた蛎カレーが木多朗にもある様子。こんどはこれを食べてみよう。帰宅すると、家でもカレーの夕食だったらしい。せっかくなのでこっちにも少し口をつけておく。食後トレドミン一錠。バイトのストレスのせいか、頭の脂漏性湿疹が悪化している。つぎこぶしクリニックに行ったら、このクスリも貰っておこう。

「銃姫 (1)」MF文庫 高殿円 ISBN:4840110700

銃姫〈1〉Gun Princess The Majesty (MF文庫J)
バイトへの行き帰りに電車と地下鉄の中で読む。この手の軽い本は通勤時間が長いほどよく読める。スチームパンク風の世界を背景に、魔法を銃に込めて使役する魔銃師(クロンゼーダー)の少年少女たちが活躍する。以上あらすじ。
話の内容よりも驚いたのが作品の語り口、発想、構成。なんというかことごとく僕の好み。もっと言ってしまえば、どうして作者がこういうストーリー展開をするのか、なぜこのシーンでこの語句を使うのか。そうしたこまごまとしたことがいちいち腑に落ちるのだ。この作者、高殿氏と僕は、小説書きとしての感性を非常に近いところに置いているような気がする(プロの方相手にこんなことを書くのはとても気が引けますが)。文章が上手い、真似したいと思う作家は数いれど、言語センスに違和感が無くてするりと読めすぎる、という経験も珍しい。これが相性が良いということなのだろうか。てなわけでこの作者のホームグラウンド、ボーイズラブ系のレーベルの作品も購入してみた。「そのとき翼は舞い降りた」(角川ビーンズ文庫*1 ISBN:4044450080)がそれ。冒頭五十ページほどを読んでみたが……しっかり作りこまれたファンタジー風の背景世界と、いたって現代的なキャラクターのギャップが楽しい。機嫌良く手にして読める。想定読者の年齢が若干下がっているということもあるだろうけど、リーダビリティはさらに高い。これは……ちょっと研究しながら読もう。

*1:追記:はてなのキーワードによると角川ビーンズ文庫は少女向けライトノベルであって非ボーイズラブレーベルなのだそうだ。たしかにこの本も表紙は耽美な雰囲気だが中身は全然ハードぢゃない。

ゴールデンウィークも中日だし

昨晩も午前一時ごろまでリネージュIIやってたので。朝は眠い。というか鬱病で眠れない時期よりもはるかに調子が良かったりするわけですが(w。朝食は目玉焼きにニラの味噌汁と納豆ご飯。クスリはトレドミン25mg。今日もこれからバイトです。イェイ!