m-ECTを受けてきた

修正型電気痙攣療法、と言うのだそう。 要は半世紀以上前から精神障害者に電気ショックを与えてたアレです。なぜこれが鬱や統合失調症に効くのかはまだ作用機序が分かっていない。それでも全身麻酔をかけて、脳に電流を流すことによるてんかんと同じ状況の痙攣を抑えたり、電流の流すところや性質を改良したり安全にはなっているというのがウリ。もっとも全身麻酔もなぜ効くのかまだあまり解明されてないのだけど……。
で、前日夜から食事を控えさせられて今日の午後イチに行ってきましたよ。ベッドに普通に寝かされて、全身を拘束されたりなんてのは無し。点滴を打たれてしばし待つ。アレの中身は多分筋弛緩剤。そこに麻酔医がやってきて全身麻酔を施す。
そんな急に効くわけでもないのかなーと思っていたら、気がついたら施術は終わっていた。正直気味が悪いほどストンと意識が落ちた。で、寝覚めはあまりよろしくない。視界がぐらぐらする感じ。まあ、それも十分程度で収まった。
副作用として健忘があるらしいのだけど、特に不都合は無かったのでヨシとしよう。ただなぜか鼻血がしばらく止まらなかった。何なんだろうこれだけは気持ち悪い。
次の施術は隔日で明後日。また食事制限か……。