くじ三遷

バンナムの「あの花」の一番くじをコンプリートするために、ナンジャタウンナムコのゲーセンに行こうかと思ったけど、ナムコ巣鴨店でも扱っているとのことなので、朝イチでちょっと巣鴨駅前まで行ってきた。明日は敬老の日だし(関係ない)。ナムコ巣鴨店は巣鴨駅南口からすぐのビルの地下にあった。今時のキレイ目なゲーセンではあるが、地下だからかタバコの匂いがこもってちょっと目に来るくらい。少し懐かしい感じがする。で、ここでは「あの花」くじは売り切れ。仕方ないので当初の予定通り池袋まで二駅移動してナンジャタウンへ。久しぶりにサンシャインシティに来たら、なんだか地下街で迷ってしまった。入場料300円を払ってナンジャタウン内へ。ここならナムコのお膝元だし大丈夫だろうと思ったら、ここでもまさかの売り切れ。アキバのホビー系のお店なんかだとまだまだ在庫があったのに、ゲーセン系のお店への出荷は絞ってるのかな? しかし、これに加えて書店系と、三系統にわけて景品の中身が少しずつ違うとか面倒だからやめてよ……。
結局、巣鴨でも池袋でも所用はこなせなかったので、電話をして確実な情報をつかんだ中野へ向かう。その前にワールドインポートマートで「日本全国カレー&ラーメン博覧会」という催しをやっていたのでのぞいてきたら、これが即席の袋麺とレトルトカレーを集めてきたというちょっと風変わりなもの。イートインで食べられるのもご当地もののインスタントラーメンとカレー。まあ、ラーメンは具材がのって500円だからまだいいけど、カレーの方は温めてライスにかけるだけで800円〜1,000円とか、これは無理だろ。とりあえずはじめて目にした喜多方ラーメンのインスタント袋麺を買ってきた。三袋で700円。
中野に着いた正午前頃にはちょっと雲行きが怪しくなってきて、見るからに雨雲な感じの黒っぽい空模様になってきた。中野ブロードウェイ脇のゲーセンに行く前に、通り道の「青葉」でつけ麺のランチ。青葉は好きなので新宿店や御徒町の支店などによく行くのだが、中野店は数年ぶり。場所とL字型のカウンターは昔と同じだけど、厨房はずいぶん広々とした感じになって、親父さんがほぼ一人で切り盛りしていたかつての雰囲気は無くなった。味の方も他の支店と同じ味に悪いほうで統一されちゃったかなあ……という感じ。
ナムコ中野店は地上二階のそこそこ大きめのゲーセン。ここは「バンプレストコラボストア」というのを展開しているらしく、プライズが充実している上に展示しているショーケースなどもあった。さすが中野。で、ここでいくらかくじを引いて目的の景品はゲット。いくつかカブリが出た分はアキバの中古ショップにでも売ってくるか……。せっかくの久々の中野なので、ゲーセンの出口からそのままつながってるブロードウェイのショップものぞいてきた。まんだらけが例によって謎の増殖を続けていることは知っていたが、まんだらけフォロワーみたいなお店がいくつもできているのにはちょっと驚いた。完全にサブカル・ホビーショップの集積地になってる。東のアキバ、西の中野というところか。というか、一つのショッピングモールに集積されている分、中野のほうが濃密な感じすらする。昔からの住宅地で生活もしやすいし、若者の多い中央線沿線だし、中野は若いうちに住むにはいい街かもなー。
古本やフィギュアを見始めるとキリがないので、ポスターなど売ってる店で「なつまち」の販促ポスターなど買ってきて帰路につく。ゲーセンを出たあたりから中野ではざっと雨が降って、総武線で市ヶ谷あたりまではずっとどんよりとした空模様だったのに、秋葉原に戻ってきたら雨は降っておらずカンカン照り。一雨来たような形跡もない。東京をこの程度移動しただけでもずいぶん違うんだな。