いまさら2007年を振り返る

2007年の諸事に一応の区切りをつけてみようかと。
いろんな分野で、良い意味でも悪い意味でも印象に残っている物をあげてみる。

映画
邦画で一番良かったのは行定勲の「遠くの空に消えた」。濃密な世界観に圧倒される。行定監督作品のベストは「贅沢な骨」なんだけど、「遠い空」は良い意味でヒットメーカーになった余裕を感じさせる。「夕凪の街 桜の国」や「暗いところで待ち合わせ」も良かったけど、これらは原作の方が出来がいいからね。
洋画は実はあまり見てない。あえてあげるなら「トゥモロー・ワールド」。これは何度見ても楽しめると思う。
アニメーションはベストでは無いけど「秒速5センチメートル」。結局DVDを何度も見返しているし。新海誠監督のレベルアップはすごいなあと。NHKのアニクリ15で作成した「猫の集会」なんて、ある意味ジブリを越えてるしな。エヴァ新劇場版は完結するまで評価は保留。2006年は「時をかける少女」という大ヒットがあっただけに、昨年はちょっと寂しい。「パプリカ」もなにか足りなくてもう少しというところ。


本は購入しすぎていて何が何だかという状態だけど、小説であえて一つ推すなら「狼と香辛料」かな。乙一JOJOノベライズも読了していたら高ランキングなんだろうけど、残念ながらまだ冒頭部しか読めていない。
ノンフィクションも随分購入した。これも積ん読がいっぱい。2007年刊行のもので一番を選ぶなら、「進化しすぎた脳」のブルーバックス版は大脳生理学の現在がスッキリまとめられていて良かった。
漫画でのイチオシは何だろう……。2007年になってはまったというところなら「CYNTHIA THE MISSION」。ハッタリと蘊蓄で語る格闘漫画、しかも美少女同士のエグイ闘いがお好みなら迷わず。

ゲーム
いわゆる次世代機はまだ購入してないなあ……。ゲーム熱は冷めてきてるかも。でも名実ともに大ヒットが一つ。DSの「世界樹の迷宮」は昨年1月の発売から、丸一年楽しませてもらってる。ウィザードリィにはまった中学生時代を思い起こさせる秀作。それもマニア受けじゃなくて、今の世代にも受け入れられたことが嬉しい。

テレビ
ケーブルテレビを導入してからテレビは結構見ている。番組として毎週楽しみにしていたのはNHKの「サラリーマンNEO」。今年は Season 3 を待望。
アニメはなんと言っても「グレンラガン」と「電脳コイル」。毎回録画して2度以上は見ていた。最終回直後にリピートで再放送が始まったのも両者共通。


大ヒットは琴似「てら」のラーメン、極太にんにく醤油。ラーメン二郎好きにはたまらない。JRで昨年は何度も通ったよ。「芝」のハンバーグもはまって通ったクチ。セットとしてのバランスが良いんだよね。デザートのクリームブリュレが好き。
甘い物つながりだと十勝大名のたい焼き。シッポまであんこが詰まっていて薄皮でウマー。ローソンなんかに置いてあるスティックタイプのベイクドチーズケーキもよく食べたな。

【総括】
映画はそこそこ見てるけど、本やゲームは買って積んであるだけ。仕事でもストレス発散は食に向かってるのがよくわかる。特に7月まではクソ忙しかったんだよね。
さて、今年はどんな出会いがあるのかな。