久しぶりに今日の購入本

世界の終焉へのいくつものシナリオ
『世界の終焉へのいくつものシナリオ』 中央公論新社 ジョエルレヴィ
や、これはSFだ。この数ヶ月相変わらず本は買ってたけど、なぜか日記に取り上げる気がしなかった。この本は、久しぶりに書店でタイトル買いしてアタリを引いた。カタストロフィに対する警告とか研究というスタンスではなく、可能性を検討し淡々と分析してるのが良い。世界の終焉や、終焉した後の世界を描いたフィクションは多いけど、こうした基礎知識を持っていると(言い方は悪いけど)楽しめる。
実は内容はかなり薄く、ある程度専門書を探して読むような人には物足りないけど、なにより選択したテーマが良い。網羅的に世界の終焉を扱っているので、比較ができるw こなれた日本語訳も読みやすいし、これはお勧め。