永島慎二死去

漫画家の永島慎二さん死去「フーテン」など叙情的作品

漫画家残酷物語」「フーテン」など叙情的な作品で知られる漫画家の永島慎二(ながしま・しんじ、本名・真一=しんいち)さんが、6月10日、心不全のため死去していたことが分かった。東京都杉並区の自宅で倒れているのを家族が見つけた。67歳だった。葬儀は12日に家族だけで済ませた。喪主は妻小百合さん。

永島慎二というと、大学の後輩で大阪でアニメーターになった友人の部屋で読んだ、「四畳半の物語」を思い出す。息苦しくてやりきれなくて、でも夢に飢えていたころの熱気。その後コミックスを手に入れて何度も読み返した。切ないなぁ。