ブックバトンに答えてみた

mixiで答えた「ブックバトン」の記事をこちらにも転載してみるという手抜きエントリーです。

■部屋にある本棚の数
野幌の実家に二つ。札幌の部屋にはカラーボックスに二つぶんくらい。二、三年に一度の引越しのたびに本を大量に処分するが、一向に減らないのは月に二万円分近く本を買っているから。


■最初に買った(読んだ)本
母の言によると、ものごころつく前に一人で町立図書館へ通っていたらしい。何を読んでいたかは覚えていない。その後高校を卒業するまで図書館に入りびたる生活をおくった。小遣いで最初に買った活字の本は、小学三年生のときに買った眉村卓のSFショートショート。角川文庫で。


■最後に買った本
靖国問題 筑摩書房 高橋哲哉 ISBN:4480062327
漫画と雑誌を除くとこれ。というか、この日記の過去ログをbookで検索してもらったほうが話が早いですね(笑)。


■今読んでいる本
上記の『靖国問題』と下記の早川文庫。
サマー/タイム/トラベラー 早川書房 新城カズマ ISBN:4150307458


■よく読む、または特別な思い入れのある5冊の本
難しい。漫画も入れてしまうと収拾がつかなくなるので、書籍だけに限ってみる。以下、読んだ年代順に。


『幻想の未来』 角川書店 筒井康隆 ISBN:4041305012
SFの面白さを教えてくれた一冊。これがきっかけで筒井康隆全集を読破するような偏った小学生になる。


妖精作戦 ハレーション・ゴースト』 朝日ソノラマ 笹本祐一 ISBN:4257762942
妖精作戦シリーズの二作目。中学生の目から見て、この本の中に描かれている高校生活にあこがれた。この作品は押井守監督のアニメ映画「ビューティフルドリーマー」へのオマージュであり、最近では逆に「妖精作戦」へのオマージュとして秋山瑞人が「イリヤの空、UFOの夏」を書いている。


ゲド戦記 岩波書店 アーシュラ・K・ル=グウィン ISBN:4002041913
高校生になってからシリーズを通して読んだ。最近出た六巻目はまだ読んでいない。「指輪物語」より、「はてしない物語」より、断然これが好き。真実の名というアイデアに魅了された。大学時代に昔話研究のゼミに入ったりしたのはこの本の影響。


『七胴落とし』 早川書店 神林長平 ISBN:4150301670
予備校生のころに読んだ、予備校生が主人公の一冊。息苦しい雰囲気に共感した。


ブギーポップは笑わない メディアワークス 上遠野浩平 ISBN:4840208042
社会人になってから、ライトノベルにふたたび目を向けさせるきっかけとなった。凝った世界観、意味深な台詞回しが格好良い。


■次にまわす5人
mixi内でまわしましたので悪しからず。