また、夢の話

毛布にくるまってガンダムのテレビアニメを見ているうちに寝入ってしまった。昨夜の寝不足が堪えていたらしい。ここでも夢を見ていた。かなり長く、最後のほうしか鮮明には覚えていない。僕は母と高級割烹の店に入る。西部劇で出てくるような荒野の街道沿いに、突如黒塀を廻らした日本家屋があるのが異様である。同行者は母という役割であるが実際の母親ではなく、若い気性の激しい女性であるようだ。僕自身は大学生くらいの若者である。愛想良く中に通されたが、足元を見られたか大衆料金のカウンターに着かせられる。横には先客の若いカップルがいる。店の客あしらいに激昂している“母”が化粧室に席を立った間、隣席の女性客の方とマリオ金田*1という男性俳優について世間話をする。その俳優の主演映画が突如映像として再生される。これが滅法面白く、興奮したところで目覚めた。慌ててノートにその内容を記した次第(ここには書かない)。いま冷静になってみると、その映画の構成は昨年話題になったSF小説と似ているのだが、夢を見ているときはそんなことは露も思わなかった。目覚めている時は理性が邪魔をして、これはこれこれとストーリーがかぶるしなあ、などと連想に制限を加えているのかもしれない。印象的なキービジュアルのイメージを得られたのは収穫だった。

*1:これは漫画家のまりお金田氏からの連想だろう