物は壊れる人は死ぬ

ハルシオンを飲んで床についたのが昨夜の八時。それから午前四時まで目覚めず眠った。こんなの久しぶりだ。本当に良く効くらしいハルシオン。素晴らしい、これは手放せなくなりそう。
そんなわけでネットをほぼ一日ぶりに眺めたら、出版関係でショッキングなニュースが二件。一つはライトノベル作家吉田直氏の訃報。最後通牒の7月17日の記事で知った。彼の本は購入したことは無かったけど、連載が載っている「ザ・スニーカー」は毎号読んでいるわけで。文章は目にしてたんだよな。最新号では看板作品の「トリニティブラッド」のアニメ化企画が報じられたところなのに。1969年生まれというから三つ年上の人か。今わの際に自分の残した作品に対する心残りが無かったことを祈るばかり。もう一つが北沢かえるの働けば自由になる日記経由で知った青山ブックセンター全店の閉鎖。つまりは倒産ということらしい。新宿に住んでいた頃はルミネ店にはお世話になっていたものだが……。文化的な影響力も大きな書店だっただけにショックの大きい人も多いのだろうと思う*1ここで見ることのできる閉店の貼り紙と撤収作業の光景が涙を誘う。「南青山少女ブックセンター」(桑島由一 ISBN:4840111049)の二巻はどうするんだろうと一瞬思ったり。たぶんどうもしないとは思いますが。

*1:このエントリーをupしてから三〇分で「青山ブックセンター」のキーワードリンクでの閲覧者が二桁を超えている。