仮想化したかったのに……


普段はMacBookを愛用している自分だが、たまにはWindowsを使わなくちゃならないこともある。そんなときはドライブの別パーティションにインストールしたWindows XPを起動する。例えば、仕事でZIPファイルに圧縮をかけたいだけなのに、Windows環境じゃないと不具合が出ると言うことがある。そのたびにMacを終了してWindowsで再起動するのだが、これが意外と面倒くさい。そこで、MacOS上にWindowsの仮想化環境を構築する仮想化ソフトの出番となる。これまでParallelsというソフトを使っていたのだが、MacOSを10.6に上げてからどうにも調子が悪い。
そんなわけで、前から気になっていたライバルソフト、「VMware Fusion」が新バージョンへの無料アップグレード付きで半額セールをやっていたので、ついフラフラと買ってしまった。ソフトをダウンロードしてインストール。ここまでは上手くいく。ところが肝心の仮想環境でのWindowsの起動でトラブルが。立ち上げのしょっぱなでブルースクリーンにエラーメッセージが出てうんともすんとも言わないのだ。どうも起動ドライブの認識に難があるらしい。
トラブルシューティングのナレッジベースなど検索して、色々小細工をしてみたけど埒があかない。結局、日本の販売代理店のサポート窓口に症状を投げて返事待ちとなった。ナイスな解決策が返ってくればいいけど、これはソフトのバージョンアップ待ちかも知れないな。そんなわけで、仮想化の野望はついえて、今も細々と再起動を繰り返しているのです。