ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

公開初日の第一映で観てきましたよ。ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破。さいわい地元江別のワーナーマイカルシネマでもかかったので、混雑をさけて札幌の映画館はパス。前売り券で入場しました。映画館が開場する午前九時の十分ぐらい前に着いたのですが、その時点で五十人ぐらいの行列。小さな子供連れも多かったから、トランスフォーマーターミネーターやROOKIESの観客も多かったのかな?
無事に良い席もゲットして、のぞいたのが売店での物販。グッズには興味がなかったけれど、パンフレットはぜひ手に入れておきたいところ。こちらは十五人くらいの行列でした。ネットで他の映画館の状況など見ると、すごい行列で開場早々グッズの売り切れなども出たそうだから地元を選んで今回は正解だったみたい。座席につきあたりを見渡してみると観客の入りは半分強と言うところ。前の方の席など空いていました。これは肩すかし。そのかわり客層は濃く、十代から二十代を中心に若い人が中心のようでした。その中にどうみても四十代以上の男性一人客を多く見かけたのですが、これはパチンコからファンになった人かも知れません。

で、肝心の映画の内容ですが……以下はネタバレと言うことで。


では、映画の感想。
比較的テレビシリーズに準拠していた前作「序」と比べて、「破」はその名の通りストーリーを破壊してきました。キャラクター達にまったく違う役割が待ち受けています。それでイメージが崩されるのがまたカタルシスを呼び起こし、正味108分まったく飽きさせませんでした。
CG技術も前作から大幅に向上し、かなり積極的に活用されています。特に、大地を駆けるエヴァンゲリオンの描写はそのスピード感といい、表現力といい力が入っていました。車輌や建築物の描写は言わずもがな。
今回、初登場の新キャラクター、マリは、アヴァンタイトルの戦闘シーンから活躍してくれます。声をあてた坂本真綾の神演技で、自由奔放なキャラクターが見事に描き出されていました。これから人気が出そうです。
あとはもう、細かいネタが多すぎて正直頭がパンク状態。熱を冷ましてから、来週水曜日の映画サービスデーにでももう一度見に行ってきます。気がついた事をメモ的に箇条書き。

  • スタジオカラーサウンドロゴウルトラマン
  • 宇多田ヒカルのテーマ曲は序の使い回しだった
  • シンジ君、料理上手だったんだ。というかかいがいしすぎ
  • レイの「ぽかぽか」が切ない
  • アスカまさかの三号機搭乗。そして予告編での復活!
  • 「今日の日はさようなら」と「翼をください」には虚を突かれた
  • トウジの妹、画面に初登場
  • エヴァは今回喰ったり喰われたり
  • 加持×シンジで「アッー!」
  • カヲル君の「お父さん」発言って……?