プリンタ死亡

3年ちょっと使ったエプソンのインクジェットプリンタが死亡。どうやってもインクがかすれてまともに印刷されない。顔料インクを使うPX-V500という機種で、普通のコピー用紙なんかににじまずに印刷されるのが気に入っていた。このシリーズの後継機でPX-V780というのが出ている。モノクロプリントが高速化されてたり、今風で白いコンパクトなデザインなど悪くない。実売価格が1万円ちょっとと価格もこなれている。ただ、インクカートリッジのコストパフォーマンスが相変わらず悪いのが難点。

そこで目を付けたのが日本HPのビジネス向けインクジェットプリンタ、Officejet Pro K5400。インクジェット機でありながらレーザープリンタを凌ぐスピードとランニングコストが売りという製品。高耐久設計やWebサーバー内蔵などスペックだけ見ていると非常に購買欲を刺激する。ところがこれにも購入に踏み切れない難点が。まず日本HPのネット直販でしか入手できず、2万3千円と本体価格も微妙に高い。しかも本体にインクカートリッジが同梱されていないので、大容量のカートリッジを一緒にそろえると結局3万5千円くらいになる。ちょっと年賀状を出したいというような用途には完全に向いていない。カートリッジが切れたときの入手性も悪い。ネットでの評判を見ても、紙詰まりがひどいとか、インクの乾きが異常に悪いとかネガティブなコメントが目立つ。しかし、WEBページを大量に印刷したいとか、小説の原稿を何百枚も出力するなんて時には絶大な威力を発揮する(はず)。

そんなわけで、さくっとヨドバシあたりで1万円でエプソンのプリンタを買ってきて年賀状を作るか、HPのネット通販から申込をするか、心が定まらない。とりあえずビックカメラあたりで実機をもう一度見てくるか。