風が吹いても痛い

札幌は暖かいけど湿った雪。外を出歩くには足場が悪い。これで夜に冷え込んだらまた路面はツルツルになってしまうだろう。それはともかく、夜勤明けに先週の水曜日にかかった「いとう整形外科」に寄った。勤め先から徒歩三分の病院である。医者が言うには足首の痛みの原因はやはり痛風ではないかということ。病原菌が原因なら白血球が増えるはずがこれは正常値。ところが痛風の指標となる尿酸値がかなり高い。どうもこれがもとで関節炎が起こり、激しい痛風発作の引き金となったようだ。
尿酸値の正常値は男性で7.0mg/dl以下。8.5mg/dl以上だと危険域に入る。それが前回の検査での数値は9.9mg/dl! そりゃ尿酸も針状結晶になるってもんだよ……。週末にもう一度血液検査をして、それでも値が変わらないようなら来週から尿酸値を下げるクスリを飲む処方をしよう、という話になった。そうしたら尿酸値を上げる原因となるプリン体の多い食べ物も控えなきゃ。魚やイカの干物やエビ、レバーに白子なんかがヤバいらしい。アルコールならビールは不可。焼酎はプリン体がゼロなのでマシだけど、結局アルコールを分解する際に作られるアルデヒドが悪影響を及ぼすので禁酒が望ましいらしい。あとは水分を十分に取って体重を減らすことが肝要。単にダイエットと思うと長続きしないが、あの痛風発作の激痛を思うとこれは痩せなきゃという気になる。これも良いきっかけになったと思うしかないようだ。