ハウルの動く城、レビューメモ

実際にレビューをアップするのは二、三日後になると思うけど構想をメモ。▼“悪魔”の居ない魔法昔話(捨象された絶対悪)。▼異類婚姻譚としての構造(カルシファーハウルハウルとソフィー、ソフィーと案山子)。▼老成というコスメティック(女の欲望について)。▼逃竄譚*1ハウルの動くお札(三人の山姥と小僧としてのハウル)。▼苦悩から解放される手段としてのメルヘン(話をすることで全てが成就する)。▼剥き出しになる心、さ迷う体、囚われの魂(分離された少年、ハウル)。

*1:逃竄譚(とうざんたん)についてはこのページが詳しい:記憶の森-三枚のお札