ヤプーズ計画

今日は図書館に行ってきた。沼正三の「家畜人ヤプー」が読みたくなったため。検索すると開架には出ておらず、書庫にあるとのこと。リクエスト用紙に書名を書き窓口の担当者に手渡す。出てきたのはオレンジ色のソフトカバーのそっけない本。例によっておそらくはついていたであろう函は捨てられてしまっている。クレジットには出ていないが、雰囲気のある宇野亜喜良の挿絵が素敵なのに……*1。あといまさらディックの短編集を借りる。「ペイチェック」は多分読んでない(最近撮られた映画も観てない)。それとリンダ・ナガタの「幻惑の極微機械」。日系人なのかと思ったら、カバー折り返しの著者紹介によるとマウイ島在住の女性作家で、日系人の旦那さんと結婚してる人なのね。「家畜人ヤプー」と一緒に借りた本の著者が、ジャップと結婚した白人女性だというのも西手新九郎*2か。今日はあまり固めの本を読む気分じゃないなあ……ということで、読み物に逃避。
昼飯は昨夜の残りの焼そばを片付ける。微妙な焦げ味が食欲をそそ……らない。でも玉子をのせて電子レンジで加熱して完食。夕食は今年初めての冷やし中華。鰹タタキも少し食べる。

*1:調べてみると同じ年に同じ都市出版社から発行されたものに村上芳正の装丁のものもあるようだ。http://www.yushokan.com/cgi-bin/search.cgi?id1=G&id2_from=41004&id2_to=41004&picture=yes これはこれで見てみたい。古書価格一万五千円か……。

*2:西手新九郎についてはここ→ http://www1.nyan-web.ne.jp/~uncle-dagon/bbs/mes26.html の2590番の書き込み参照。私の私淑する唐沢俊一氏の命名であるということは知っていたが、さらに由来があったのか。内頭新九郎(シンクロナイズ)もいい名前だ。いわずもがなとは思うけど西手新九郎=シンクロニシティね。