蛙の王国と魔法の血

もう夜も更けているけど、昨晩みた夢の記録。

見知らぬ少女とPCに向かい、理想の蛙の王国をデスクトップに作る。作るといってもレゴのようなブロックを操作する3Dソフトを使って組み立てていくのである。僕らが操作をする脇で、当の蛙も小さな顔を上げてモニターを見つめている。なぜこんな小動物の為に苦労しているのかと理不尽に思う。

僕は魔法使いの末裔である。数年ごとに魔法使いの四つの血筋が一堂に会し、この世界の主導権を決めている。今年は豪華客船内でトーナメントを行うことになっている。しかし僕の血族は今年になって魔法の力を喪失する者が続出し、まともにトーナメントで戦えるのは自分だけなのである。今年のトーナメントで負けることは仕方ないとして、一族のこの状態を他の氏族に悟られないようにすることを考えると頭が痛い。タラップから船内に入ると、倉庫でイベントの準備がおこなわれている。なんでも寄港している間はこうした催しに船内を貸し出すのだそうである(出航してからは四氏族の貸切り)。覗いてみるとフィギュアの展示を行っている。ロボットや戦闘機ばかりが並べられている。これからの戦いになにかヒントが得られないものかと思ったが、そんな好都合なことは無いのだった。